第4話 可能性 [マンションGETで300万返済]
同じ売り出し中のマンションのチラシが
「しつこいくらいに」郵便受けに投函されてきた。
とっても素敵な物件だったので、余計に「こんなとこ住めたらなー」と
強い憧れの心境でチラシを見入ってしまっていたのかもしれないw
ずいぶん細部まで見るようになると
内容や体裁が若干変更していることに気づいた。
まぁ、当たり前なんだけど、
「最終販売第○期」とか
「限定3戸」とか
まるで、最後の最後まで徹底して売る!という気迫が感じられるチラシ達。
かと思えば、ドカンとチラシ入ってたのに、いつのまにかチラシが来なくなった物件も。
そう、体裁を変えてまで長期に渡り攻めてくるチラシの物件って、もしかして?
再びここで電話してみた。
体裁を変えて長期に渡り攻めてくるチラシの電話番号に
片っ端から電話してみたのである。
反応はだいたいこんな感じ。
「誠に申し訳ございませんが、そのような状況ですと、新たな買い入れが出来ないと思われ・・・」
ひどいとこんなのも。
「あのねー、それだけ借金あってローン組めるわけがないでしょー?」
こちらが下手(したて)に出れば随分と偉そうな口を聞くもんです、不動産屋ってのは。
で、最後に、かなりしょぼい、白黒のチラシの問い合わせ番号に電話。
すると、
不動産屋「お電話ありがとうございます。MSFH不動産販売(仮名)でございます。担当野崎(仮名)が承ります」
自分「あのー、チラシみてるんですけど、今借金が300万円ほどありまして
そんな僕でも買えたりしないですかね。。」
担当野崎さん「なるほど、、借金はどのような内容でしょうか。。あ、少しお待ち願えますか?」
(おそらく上司と相談)
上司らしき人「お電話変わりました。田所(仮名)です。お客様、お借入れがあるというお話ですが
現在何社ほどからのお借入れ状況でしょうか。。差支えなければ参考までに教えて頂けないでしょうか」
キター!!
今まで門前払いだったのに、向こうから状況聞いてきたのである。
自分「借り入れ先が7社で合計300万円です」
田所さん「結構ありますねーw。ちょっと厳しいですけどね、、一応、ご連絡先やちょっと状況とご要望をお聞かせ頂けますか?」
キター!!!!!
連絡先、住所、勤め先、収入、なぜマンション買いたいかなど、根掘り葉掘り聞かれ、
こちらも素直にすべてをありのままにお伝えしてみた。
すると
「いやー、厳しいですね。まず無理ですよ、申し訳ありませんけど、まー、一応何かあればご連絡いたしますが、期待しないで下さい」
とのこと。。
なんじゃそりゃ。
あ、名簿屋に個人情報売られるパターンか?
などと疑いつつ、ま、「今さらいっか」と楽観視してみる。
大きな前進だったからである。
可能性がまったくのゼロでは無いということがわかったのだ。
読みは的中した?ような気もした。。。
いや、まだよくわからなかった。。
そして、この1本の電話により、借金まみれの僕が
不動産の需要と供給という天秤のあいだにいつのまにか組み込まれ、
外的要因によって、あれよあれよと形成が逆転していくことになるなんて
この時はまだ、想いもしなかったのである。
詳しくは第5話、お誘い、にて。
「しつこいくらいに」郵便受けに投函されてきた。
とっても素敵な物件だったので、余計に「こんなとこ住めたらなー」と
強い憧れの心境でチラシを見入ってしまっていたのかもしれないw
ずいぶん細部まで見るようになると
内容や体裁が若干変更していることに気づいた。
まぁ、当たり前なんだけど、
「最終販売第○期」とか
「限定3戸」とか
まるで、最後の最後まで徹底して売る!という気迫が感じられるチラシ達。
かと思えば、ドカンとチラシ入ってたのに、いつのまにかチラシが来なくなった物件も。
そう、体裁を変えてまで長期に渡り攻めてくるチラシの物件って、もしかして?
再びここで電話してみた。
体裁を変えて長期に渡り攻めてくるチラシの電話番号に
片っ端から電話してみたのである。
反応はだいたいこんな感じ。
「誠に申し訳ございませんが、そのような状況ですと、新たな買い入れが出来ないと思われ・・・」
ひどいとこんなのも。
「あのねー、それだけ借金あってローン組めるわけがないでしょー?」
こちらが下手(したて)に出れば随分と偉そうな口を聞くもんです、不動産屋ってのは。
で、最後に、かなりしょぼい、白黒のチラシの問い合わせ番号に電話。
すると、
不動産屋「お電話ありがとうございます。MSFH不動産販売(仮名)でございます。担当野崎(仮名)が承ります」
自分「あのー、チラシみてるんですけど、今借金が300万円ほどありまして
そんな僕でも買えたりしないですかね。。」
担当野崎さん「なるほど、、借金はどのような内容でしょうか。。あ、少しお待ち願えますか?」
(おそらく上司と相談)
上司らしき人「お電話変わりました。田所(仮名)です。お客様、お借入れがあるというお話ですが
現在何社ほどからのお借入れ状況でしょうか。。差支えなければ参考までに教えて頂けないでしょうか」
キター!!
今まで門前払いだったのに、向こうから状況聞いてきたのである。
自分「借り入れ先が7社で合計300万円です」
田所さん「結構ありますねーw。ちょっと厳しいですけどね、、一応、ご連絡先やちょっと状況とご要望をお聞かせ頂けますか?」
キター!!!!!
連絡先、住所、勤め先、収入、なぜマンション買いたいかなど、根掘り葉掘り聞かれ、
こちらも素直にすべてをありのままにお伝えしてみた。
すると
「いやー、厳しいですね。まず無理ですよ、申し訳ありませんけど、まー、一応何かあればご連絡いたしますが、期待しないで下さい」
とのこと。。
なんじゃそりゃ。
あ、名簿屋に個人情報売られるパターンか?
などと疑いつつ、ま、「今さらいっか」と楽観視してみる。
大きな前進だったからである。
可能性がまったくのゼロでは無いということがわかったのだ。
読みは的中した?ような気もした。。。
いや、まだよくわからなかった。。
そして、この1本の電話により、借金まみれの僕が
不動産の需要と供給という天秤のあいだにいつのまにか組み込まれ、
外的要因によって、あれよあれよと形成が逆転していくことになるなんて
この時はまだ、想いもしなかったのである。
詳しくは第5話、お誘い、にて。
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